- Recipe
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たぬきつね釜玉うどん
「たぬき」と「きつね」を卵とじ!いいとこ合体釜玉うどん!
材料 (1人分)
- 小揚げ
- 1枚
1cm幅に短冊切り
- 卵
- 2個
1個は卵黄を取り出し、卵白と出汁醤油(小さじ1)と1個を合わせ溶いておく
- 小ネギ
- 2本
斜め切り
- 小ネギ
- 1本
小口切り
- 揚げ玉
- 大さじ2程度
- うどん
- 1玉
湯がいておく
- 水
- 1.5カップ
- 砂糖
- 小さじ1
- 酒
- 大さじ1
- 出汁醤油
- 大さじ1
- 麺つゆ
- お好みの量
作り方
1.鍋に水、砂糖、お酒、小揚げを入れて加熱し、沸騰したら出汁醤油、小ネギ(斜め切り)、揚げ玉を加え、卵(半分量)でとじ、フタを閉じて弱火にする。2.1分程度煮込んだら、残りの卵を回しかけ、火を止めてフタをし1分程度放置。器に盛り付けた釜揚げうどんの上にのせ、卵黄を追いのせし、小ネギをちらし、麺つゆを添えて完成。
ワンポイント
◎ うどんの代わりに、ごはんやお蕎麦でもピッタリ!◎ キノコ類やわかめ、芹や三つ葉、トマトやオクラなどプラスで、美味しくヘルシー!
◎ 山椒や七味唐辛子をプラスして、大人風味に美味しく味変!
「たぬき」と「きつね」の違い!
(油揚げ+揚げ玉+小ネギ)卵とじ=全国共通!
「たぬき」と「きつね」について… 「たぬき」については天かす(揚げ玉)をのせたものを指し、発祥は関東で、江戸時代の終わりに、イカのかき揚げをのせたものが始まりとされています。天かすには具(タネ)がないことから、「タネを抜いた=タヌキ」という説や、天かすが色の濃いだし汁を吸ってたぬき色に見えるという説もあります。「きつね」ついては明治時代、大阪市船場のうどん店「松葉屋」が考案したとされ、キツネが農耕や商売繁盛の神様である稲荷神のつかいで、油揚げが好物であることから、油揚げののったものを「きつね」と呼ぶようになったようですが…全国共通というわけではなく、関東では一般に、油揚げがのったそばやうどんを「きつね」、天かすがのったものを「たぬき」と呼び、大阪では「きつね」というと油揚げのうどんだけを指し、「たぬき」は油揚げがのったそばのことを指します。また、京都では、上品な食べ方を求められたことから、油揚げは2センチ幅の短冊切りにし、九条ネギと一緒に細めんにのせて食べる…これが京都の「きつね」、「たぬき」は、きつねにあんをかけたものを指し、「きつねがたぬきにドロンと化ける」や「あんは湯気が立ちにくいが冷めにくく、食べると非常に熱いので化かされる」という意味からのようです。「たぬき」と「きつね」、地域によって諸説も食べ方も異なりますが、美味しいもの同士を卵でとじて合体すれば、全国共通ですね!