玉ねぎは加熱すると辛味が減り甘くなる！

生で食べる、加熱して食べる、は違った成分と効果！

生の玉ねぎには血液サラサラに効果がある辛味がありますが、加熱した玉ねぎは辛味が減り甘くなります。これは、加熱によって硫化アリルが変化し、糖と反応するため。アリシンやカリウム、一部のビタミンは、茹でる・煮るといった加熱をすると水に溶け出してしまいますから、オーブン焼きや電子レンジで加熱して食べることは、栄養の詰まった汁ごとなのでオススメです。
加熱すると硫化アリルはプロピルメルカブタンという物質に変化します。この物質は胃の粘膜を保護して胃の血流を促す働きがあるため、食べ過ぎなどの食生活により胃が疲れていたり荒れていたりの時に、良い効果を発揮します。
生で食べる場合と、加熱して食べる場合、それぞれに違った成分と効果なので活かした調理をどうぞ。