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黒木華主演!
誰かを想ったやさしい「秘密」が立ち止まっていた人々の心を灯す、この秋一番の感動作
『アイミタガイ』11月1日(金)全国公開

(C)2024「アイミタガイ」製作委員会

オーレ読者の皆様、こんにちは!
芸術の秋到来!ということで、今回も映画好きスタッフがオススメしたい、最新イチオシ作品をご紹介します。
11月1日(金)から公開される『アイミタガイ』は、中條ていの同名小説を黒木華さん主演で映画化した人間ドラマ。
一足先に鑑賞してきましたが、「人は必ず、誰かとつながりながら生きていく」。そんな暖かな気づきをくれる素敵な映画です。
ということで今回も、作品の魅力や見どころをネタバレなしでご紹介していきます!




なぜ彼女は、亡くなった親友にメッセージを送り続けたのか?
誰かを想ったやさしい「秘密」が、立ち止まっていた人々の心を灯す。



ウェディングプランナーの梓は、日々の何気ないあれこれを亡くなった親友に送り続けていた。たとえ返事が来なくても───。
見逃してしまいそうな微かなふれあいが繋がり、秘密の糸がほどけるとき、思いもよらない幸せの歯車が動き出す。

2013年に刊行された中條ていの小説「アイミタガイ」。ゆるやかに交わる連作短編が、一本の映画に生まれ変わった。『台風家族』(19)の市井昌秀が脚本の骨組みを作り、『ツレがうつになりまして。』(11)の故・佐々部清が魂を注いだ企画を受け継いだのは、『彼女が好きなものは』(21)やドラマ「こっち向いてよ向井くん」(NTV)の草野翔吾監督。親友同士の梓と叶海、二人の関係を軸に、一期一会の連鎖が大きな輪になっていく群像劇を紡ぎ上げた。

主演を務めるのは黒木華。かけがえのない存在だった友を失い、立ち止まってしまう主人公・梓の心の機微を細やかに演じ上げる。梓との結婚に踏み切りたい交際相手の澄人を中村蒼、梓の良き理解者で亡き親友の叶海を藤間爽子がつとめる。さらに、草笛光子、安藤玉恵、松本利夫、升毅、西田尚美、田口トモロヲ、風吹ジュンら実力派が顔を揃え、人間ドラマのアンサンブルを奏でる。


見逃してしまいそうな微かなふれあいが繋がり、
秘密の糸がほどけるとき、思いもよらない幸せの歯車が動き出す 



ウェディングプランナーとして働く梓(黒木華)のもとに、ある日突然届いたのは、親友の叶海(藤間爽子)が命を落としたという知らせだった。

(C)2024「アイミタガイ」製作委員会

梓は交際相手の澄人(中村蒼)との結婚に踏み出せず、生前の叶海と交わしていたトーク画面に、変わらずメッセージを送り続ける。

同じ頃、叶海の両親の朋子(西田尚美)と優作(田口トモロヲ)は、とある児童養護施設から娘宛てのカードを受け取っていた。
そして遺品のスマホには、溜まっていたメッセージの存在を知らせる新たな通知も届く。

一方、金婚式を担当することになった梓は、叔母の紹介でピアノ演奏を頼みに行ったこみち(草笛光子)の家で中学時代の記憶をふいに思い出す。

叶海と二人で聴いたピアノの音色。大事なときに背中を押してくれたのはいつも叶海だった。梓は思わず送る。
「叶海がいないと前に進めないよ」。
その瞬間、読まれるはずのない送信済みのメッセージに一斉に既読がついて……。

「アイミタガイ」=「相身互い」

誰かを想ってしたことは、巡り巡って見知らぬ誰かをも救う。
誰の胸にも眠っている助け合いの心を呼び起こし、何気ない毎日をやさしく照らす、あたたかな物語が誕生した。



人は巡り巡ってどこかでつながっている───
思いもよらない幸せのリンクに、心が震える1本です!



一足先に鑑賞してきました!

作家・中條ていさんの連作短編集「アイミタガイ」を黒木華さん主演で映画化し、親友の叶海を失ったウェディングプランナーの梓を中心に、彼女をめぐる人々の思いがけない出会いが連鎖していく様子を描いた群像劇です。

原作は未読だったのですが、予告で「親友を失った」というあらすじを観てから鑑賞。
「泣かせる系の悲しい映画なのかな」とちょっと身構えていたのですが、そういった過剰な演出は一切なく、穏やかに淡々と登場人物それぞれの等身大のドラマを描いていきます。

序盤から数人の視点から物語が描かれていくので、一瞬「誰の視点での物語?」と困惑したのですが、実はそれこそがこの映画の壮大な伏線。展開が進んでいくにつれて面白さと感動が増していき、どんどん引き込まれていきました。
なんてことないシーンが実は他のシーンに活きてきて、と後から驚きとじんわりした感動を運んでくるので、ぜひ心をまっさらにして鑑賞していただけたらと思います。
また、登場人物たちの性格や等身大のエピソード、その中で揺れ動く感情の動きなどを鑑賞していくうちに、年齢や仕事、過去の後悔や人間関係の悩みなど、自分とどこかしら重ね合わせながらきっと誰かに共感できるのではないでしょうか。


きっかけはほんの些細なことでも、彼ら彼女の「誰か」を想った行動が、立ち止まっていた「誰か」の背中を優しく押していく。
人の縁が数珠つなぎのように繋がっていく、そんな物語の展開に身を委ねながら、「ああ、人生ってたしかにこういうものなんだろうな」と再認識できる映画です。
自分は一人で生きているような気になっても、一見全く無関係なように見えて、実は世界は様々な人と繋がっているんですよね。

「アイミタガイ」=「相身互い」
誰かを想ってしたことが、巡り巡って、見知らぬ誰かを救ったり、心を癒やしたりする。
一人きりのように思えても、やっぱり人は一人では生きていけない。
必ずどこかで、誰かとつながりながら生きている。
だからこそ、ほんの少しでも、自分も誰かに優しさを届けたい。
そんな気づきを与えてくれながら見終わった後じんわりと心が温かくなる作品でした。


人との繋がりが希薄になり、孤独を感じやすい現代に生きる私達に、より一層刺さる映画なのではないかと感じました。
この秋、自信をもってお勧めしたい秀作です!
11月1日(金)公開ですので、ぜひ映画館に足を運んでみてくださいね!



『アイミタガイ』
■公開日:11月1日(金)公開
■出演:黒木華
中村蒼 藤間爽子 安藤玉恵 近藤華 白鳥玉季 吉岡睦雄 / 松本利夫(EXILE) 升毅 / 西田尚美
田口トモロヲ 風吹ジュン/草笛光子
■原作:中條てい「アイミタガイ」(幻冬舎文庫)
■監督:草野翔吾
■脚本:市井昌秀 佐々部清 草野翔吾
■音楽:富貴晴美
■配給:ショウゲート

映画公式 HP:http://aimitagai.jp



※掲載の記事は2024年10月24日時点の情報となり、掲載内容によっては終了している場合もございます。あらかじめご了承ください。