まもなく開花！
宮城のお花見スポット2023

こんにちは！

日に日に暖かさが増し、花粉が猛威を振るう中、皆さんお待ちかねの春の風物詩がありますね。

そう、お花見です！

平年よりも暖かくなるのが早いと言われている2023年、仙台市の桜開花予想日はなんと3/28！満開予想日は4/3です。^※1　昨年よりなんと10日以上早いんです！^※2

ここ数年はコロナウイルスによってお花見ができなかった…という方も多いはず。そこで今回は宮城でお花見といえば！という有名なスポットをおさらいしていきたいと思います。

※1　日本気象協会「2023年桜開花予想（第五回）」　3/16発表より
※2　河北新報より

目次

1.白石川堤一目千本桜
2.船岡城址公園
3.榴岡公園
4.三神峯公園
5.西行戻しの松公園

1.白石川堤一目千本桜

　大河原町から柴田町に賭けて続く白石川堤に咲き誇る、1,000本以上の桜。こちらは「一目（ひとめ）千本桜」と呼ばれ、とっても有名ですよね。「さくら名所百選」に認定された場所でもあります。

　元から川の堤に桜が咲いていた訳ではなく、大正時代に高山開治郎という方が故郷であるこの地に桜の苗木を贈ったことが始まりなのだそう。約100年も前に植えた桜が今では大河原町のシンボル的存在に。満開の桜がずらーっと並ぶ美しさはきっと心に残るはず！これからも大切にしていきたいですね。

2.船岡城址公園

　こちらも白石川堤と同様「さくら名所百選」に認定された船岡城址公園。
　船岡城は、伊達市の家臣・原田宗資の居城として知られています。三大お家騒動のうちの一つ、伊達騒動によって原田氏断絶後は柴田氏の居城として明治維新まで続きました。
　今は公園として整備され、1,000本以上の桜が山の斜面に咲き、近くはもちろん、遠くから眺めても楽しめますよ！さらに公園内にはスロープカーが運行していて、満開の時期は桜のトンネルを通って山頂まで登る事ができます！動画撮影必須ポイントです！

3.榴岡公園

　榴岡公園は、仙台藩四代藩主伊達綱村が生母の冥福を祈って釈迦堂を建立と桜を植え、民衆に開放したことでその当時からお花見の名所となっているそう。その当時のシダレザクラが1本残っているそうですよ！
　また、仙台駅東口や、JR仙石線の榴ヶ岡駅から事もあり、コロナ前のお花見シーズンは、平日でも多くの花見客で賑わっていました。今年はお客さんも戻ってきそうですね。

4.三神峯公園

　三神峯（みかみね）公園は、仙台市太白区にある公園で、縄文時代に集落が、古墳が築かれたりと遺跡があったところなんですね。現在は、仙台市内の公園の中で一番桜の木が多いのだそう！さまざまな種類の桜が咲いているので、長い期間お花見を楽しめるのがポイント。

5.西行戻しの松公園

　最後は松島町にある「西行（さいぎょう）戻しの松公園」。西行法師という方が諸国行脚の際に松の木の下で出会った子どもとの禅問答に敗れ、松島に行くことを諦めたという伝説が由来の地です。
　公園内には、ソメイヨシノが200本以上咲いているのだそう！展望台からは桜と松島湾を一緒に眺めることができ、他のお花見スポットとは違った風景が楽しめます。淡い桜のピンクと松島の島々や海の青が素敵ですよ！

ということで、宮城の有名なお花見スポットを5つご紹介しました！
皆さんそれぞれのおなじみのお花見スポットに行くも良し、今年は違う場所に行ってみるも良し。まもなく始まるお花見シーズンに向けて、この記事を参考にしてみてくださいね！