あなたの豊かな知識と経験を、お住まいの地域で存分に生かしてみませんか?
“働きたい!”という60歳以上の方に、臨時的・短期的なお仕事を紹介してくれる『シルバー人材センター』。
県内の各市町村に設けられているセンターでは、お仕事はもちろん、サークル活動や地域との取り組みも充実。
今回は栗原市と柴田町のセンターを取材!興味のある方はぜひ、お住まいの地域の入会説明会へ!
シルバー人材センターとは?
●シルバー人材センターのしくみ
入会説明会を経て入会されたシルバー会員に対し、ご家庭や企業から依頼を受けたシルバー人材センターが一人ひとりの会員の適性に合ったお仕事を紹介。就業時間は多くても月10日程度以内・週20時間以下。無理のない範囲で働けるので安心! ※働き方には請負・委任と派遣があります。詳しくは説明会にてご確認ください。
〈栗原市シルバー人材センター〉
地域の人気施設でお手伝い
就業を通して生きがいづくり
こちらのセンターでは、栗原市にある鉄道博物館「くりでんミュージアム」の業務を請け負っています。展示されている車両の清掃のほか、体験コーナー内の改札業務などのお手伝いを行っており、3日に1日ほどのペースで無理なく楽しく働いている会員の様子が見られました。毎年4~12月に開催している人気イベント「乗車会」では10名以上の会員がお手伝いをしているのだとか!休日も会員同士で集まって交流したりお仕事に関する情報共有をしたりと、シルバー人材センターでの就業が仲間づくりや生きがいづくりの場になっています。
お問い合わせは0228-35-1777まで
【HPはこちら】
〈柴田町シルバー人材センター〉
趣向を凝らした作品の販売を通して
地域と、人々とのつながりが深まる
柴田町シルバー人材センターでは、船岡城址公園の管理などの就業の傍ら、手芸・工芸に力を入れて取り組んでいます。一目千本桜で有名な「しばた桜まつり」をはじめとした地域のイベントでは会員が直接販売も行っており、購入したお客様からは「楽しかった」「また来年も買いに行きます」などのおたよりをいただくこともあるのだそう。町内で行われている介護予防活動「玄米ダンベル体操」で使う“玄米ダンベル”の製作も行うなど、行政の活動と連携した意義深い取り組みも。作品に使う布などは、自宅にあるものはもちろん遠方から取り寄せて作る場合もあるそう。一つひとつの作品に、こだわりや作り手の強い想いが詰まっていました。