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一日を振り返る時間をお届け
気軽に楽しめるニュースにしたい

khb東日本放送では、ニュース番組「チャージ!」を4月にリニューアル!番組プロデューサー・金井昭夫さんと、メインキャスターを務めるkhbアナウンサーの重信友里さんに、これからの「チャージ!」についてインタビュー。二人が番組に懸ける想いや、宮城の皆さんへのメッセージもいただきました。

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(左)メインキャスター 重信 友里さん、(右)khb東日本放送 プロデューサー金井 昭夫さん

リニューアルでどんな変化がありますか?

金井さん まずビジュアル面では、柔らかさと親しみやすさをイメージしたピンクを全面に出しました。番組ロゴもかっちりとした書体から丸みのあるものに変え、今までの「チャージ!」をご覧になっている方は「これがチャージ?」という印象を受けるかもしれませんね。

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リニューアルにあたって何を重視しましたか?

金井さん ニュースが苦手な人でも親しみを持っていただくことを意識しています。真摯にニュースに取り組むのは変わらず、より多くの方に楽しんでいただくにはどうすべきか、突き詰めていきたいと思いますので、ぜひお楽しみに!

平日と日曜の各番組の特徴は?

金井さん ニュースをベースに、視聴者の方に役立つ、癒やす、元気になってもらうという根本の部分は変わらないです。
 平日に放送している「チャージ!」は、学校や仕事から帰ってきた時間帯に固すぎるニュースではなく癒やされる要素を多めにしています。
 日曜の「サンデーチャージ!&スポーツ」の方は、土日にあったスポーツの情報を厚めに取り扱っているのが特徴ですね。「サンデーチャージ!&スポーツ」では、日曜日を週の始まりと捉えていて、「1週間頑張ろう」と思えるように元気の要素が少し強めです。さらに、仙台市出身の元プロ野球選手の江尻慎太郎さんが出演し、彼のアツい気持ち・元気も一緒に皆さんにお届けしています。「先週はこんなニュースがあったな」とおさらいできるコーナーがあったり、今週の宮城県のイベントや、グルメ情報を紹介するコーナーがあったりと、「元気7:癒やし3」というようなイメージですね。

番組での目標を教えてください

重信さん 2019年に「チャージ!」が始まった時に、入社2年目でキャスターを務めて、先輩についていくのに精一杯だったのを覚えています。「チャージ!」と「突撃!ナマイキTV」は、報道と情報というジャンルが違うのはもちろん、番組の雰囲気も異なりますが、「ナマイキTV」で培った経験を糧にジャンルの垣根を越えて、自分の“生きた言葉”でお伝えしたいと思っています。

金井さん khbを見てくださっている方々は、「ナマイキTVの重信さん」のイメージが強いと思います。重信さんの親しみやすさで、ニュースを上手くかみ砕いて、分かりやすく伝えてくれることを期待しています。

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プロデューサーとしてやりがいを感じる時はどんな時ですか?

金井さん 一番は視聴率です!

重信さん 素直ですね(笑)

金井さん もちろんそれがすべてではありませんが、テレビって視聴者の方がどう思っているのか分からない部分がある中で、客観的に考えられる指標の一つが視聴率だと思うので気にしています。また、どの業界にも言えることですが、自分たちが自信を持って作り続ける気持ちと同じくらい、果たしてそれが本当にユーザーに届いているのかも重要だと考えています。作り手はどうしても番組の内容に入り込み過ぎてしまい、誰もが物事を知っている前提で進めてしまうこともあります。取材した方が放送直後に電話を掛けてきてくださって「番組観ました。面白かったです!ありがとうございます!」と仰ってくださるのも、周りのスタッフが「あのVTR面白かったね」と言ってくれるのも評価していただけたと嬉しく思っています。その上で、もう一つの視点として客観的に評価してもらえているかを視聴率でチェックすることもプロデューサーの仕事として重要だと考えています。

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視聴者の皆さんへメッセージをお願いします

金井さん ニュースだからといって堅苦しく思わずに、気楽にニュースを楽しんでほしいと思っています。番組を見ながら「それ分かる〜」と共感したり、ツッコミを入れたり、テレビと会話するように見ていただける、そんな存在になれることを目指しています。

重信さん 「今日はこんな一日だったな、明日はこうしてみようかな?」と皆さんが一日を振り返る時間をお届けしたいと思っています。同時に、宮城県民の一人として私が感じたことをシェアして、皆さんの暮らしがちょっと良くなる、日々に生きてくる番組になるよう頑張ります!

金井さん 夕方って一日のまとめの時間でもあり、あと半日弱残っている時間帯でもあるので、一日を振り返って、明日をどのような気持ちで迎えるかに影響する大切な時間でもあります。家族の会話のきっかけにもなる時間帯ですよね。

重信さん ですので、ニュースというと、きっちりしているという印象が強いですが、ナマイキTVと同じように皆さんの暮らしがちょっと豊かになるような時間をお届けしたいですね。

金井さん テレビ番組は、あまり先を行き過ぎてもついていけないし、かといって遅すぎても良くないので、半歩先くらいが丁度良いと思っていて。一緒に歩ける距離感、エスコートや、後押しできる存在になりたいので、重信さんが言っていることはとても分かります。

重信さん ナマイキTVは台本があってないようなものなので、実は視聴者の皆さんと同じタイミングで本間さんが話すことを知るんです。家族や友人とのなにげない会話のような自然なやりとりこそ、言葉が生きてくると思っています。リアクションは準備できるものではないので、素直な気持ちや自分が感じたことをストレートに伝えたいと思って、リニューアルした番組ポスターに“生きた言葉”を入れました。テレビは一方通行になってはいけないので、同じ空間にいるかのような距離感・雰囲気を作ることができたらとても良いですよね。

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※掲載の記事は2025年03月21日時点の情報となり、掲載内容によっては終了している場合もございます。あらかじめご了承ください。