宮城県の英語レベルが低い!?
中高生の英語力を調査!
2023年度 第1回目の試験を終えた「英検」は、文部科学省が後援していることから信頼度が高く、実用的な英語力を測る基準として、受験や就職・転職活動においても有利になると言われています。宮城県や政令指定都市である仙台市の中高生の英語力は全国と比較するとどうなのでしょうか?実情を調べてみました。
※出典:文部科学省 令和4年度「英語教育実施状況調査」より ※本記事は6月23日に作成したものです。
中学生の英語力は
東北6県の中で最下位!
東北において文部科学省が中学3年生時点の指標としている英検3級レベル以上の英語力がある生徒の割合は、秋田県が44.4%、岩手県が42.6%、山形県が42.3%、青森県が41.6%、福島県が38.8%、宮城県37.9%と、宮城県は全国平均49.2%に届かず、東北でも最下位でした。さらに仙台市でも41.2%と、東北4県よりも低い結果に。
高校生の英語力は
全国ワースト2!
高校3年生の指標である英検2級レベル以上の英語力がある生徒の割合は、青森県が23.4%、福島県が20.0%、秋田県が16.9%、岩手県が15.7%、山形県が14.5%、宮城県14.2%と、こちらも最下位でした。全国で最も高かったのは東京都の30.8%。全国平均は21.2%。宮城県は平均から大きく下回り、全国でワースト2に入っていました。