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せりは冬だけじゃない!「みやぎ春せりフェア」開催中!
〜県内の飲食店で春せり使用のオリジナルメニューを食べよう〜

 こんにちは!オーレ編集室です。

 今回は宮城の特産品「せり」と、「せり」の魅力を堪能できるフェアのご紹介です!

 せりは、数少ない日本原産の野菜の一つで、なんと千年もの栽培の歴史を持っているそう。万葉集に登場しているほか、伊達政宗公も伊達家の正月行事でせりにちなんだ歌を詠んでいたり、第4代藩主・綱村公の書状に名取のせりが素晴らしいと記されていたり、伊達家にも愛されていたようです。

「競り」あうように伸びていくことから「せり」と呼ばれるようになったそうです。

 今食べられているせりは、江戸時代初期に自生していた在来種のせりを改良を重ねたものといわれています。また、宮城県を代表する郷土食材で生産量も宮城県が日本一!名取市の「仙台せり」、石巻市の「河北せり」をはじめ、各地で栽培されています。

 せりは出荷時期によって「冬せり」「春せり」に分かれます。よく食べられているのが、9月〜3月に出荷される「冬せり(根せり)」。歯ごたえと強い香りが特徴で、せり鍋や正月のお雑煮などに使用されていますね。
 そして、4月から5月中旬に出荷されるのが「春せり(葉せり)」。冬せりに比べて、爽やかな香りと柔らかさが魅力です。春せりは出荷時期が短いうえ、春に伸びた柔らかな新芽を摘んで出荷されるので、流通が限られ、希少価値が高い食材なんです!

 レアキャラな春せり、できるならお腹いっぱいおいしく食べたい・・・!

そんなあなたに朗報!

 ただ今宮城県では、仙台市・名取市・石巻市の飲食店、計10店舗で宮城県産の春せりを使ったオリジナルメニューが楽しめる「みやぎ春せりフェア」を開催中!太巻きやラーメン、ペペロンチーノなど、各店オリジナルのメニューが登場!店舗とメニューは宮城県のホームページから確認できるので、チェックしてみてくださいね!

「みやぎ春せりフェア」は、5/21㈰までの期間限定です。ぜひこの機会に味わってみてはいかがでしょうか!

宮城県農政部 食産業振興課

※掲載の記事は2023年05月02日時点の情報となり、掲載内容によっては終了している場合もございます。あらかじめご了承ください。