event

アイスリンク仙台で未来のトップスケーターが競演

令和3年12月19日、仙台市泉区のアイスリンク仙台で、仙台市長杯フィギュアスケート競技会が開催されました。アイスリンク仙台といえば、荒川静香さんや羽生結弦選手という2人の金メダリストが誕生した聖地。未来のトップスケーターを目指す選手たちの熱く、美しい演技を取材してきました!

エキシビジョンで後輩にエール!本郷理華さん登場

大会に先だって行われたエキシビジョンには、仙台市出身でやはりこのアイスリンク仙台でスケートを始めた本郷理華さんが登場。今年6月に引退を発表、地元での初凱旋の演技となりました。華麗なジャンプや表現力、ダイナミックな演技で会場を魅了。地元の後輩たちにエールを送りました。今後はアイスショーや指導者など引き続きスケートの世界でがんばっていくとのこと。「コロナで難しい中でも、納得がいくように自分の好きなスケートをがんばってほしいな」と後輩にメッセージを送っていました。

未来のメダリストを目指して。失敗を恐れずに、自分の限界に挑戦。

参加したのは県内4つのクラブに所属、またはインストラクターによる推薦のおよそ60名。レベルに応じたクラスごとに競技を行い、1位から3位に賞状とメダルが渡されました。

スケートを初めて期間の短いEクラスの表彰では、郡市長がプレゼンターに。はじめての表彰に緊張ぎみの選手たち。いつかは、世界大会などで活躍する日がやってくるかも。期待しています!

仙台市長杯を手にしたのは、シニア女子クラス三浦向日葵さん

そして仙台市長杯を制したのは、宮城フィギュアスケートクラブ所属の三浦向日葵(みうら ひまり)さん。シニア女子クラスの競技の中でも気持ちのこもった圧巻の演技を見せてくれた三浦さん、完璧なパフォーマンスで仙台のスケート界の明るい未来を感じさせてくれました。

2022年は北京五輪が開催され、羽生選手も出場を目指す意向を示しています。3大会連続の金メダル、そしてその後に続く仙台の未来のスケーターたちの活躍を期待するとともに、今後もオーレは杜の都のスケート界を応援していきたいです!

※掲載の記事は2021年12月24日時点の情報となり、掲載内容によっては終了している場合もございます。あらかじめご了承ください。