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−地元のメディアを深掘り！−
［ひるまでウォッチン！］

めざすはテレビとラジオの良いとこどり！
視聴者の方との交流を大切にしていきたい

［オーレweb限定版］

（左から）
tbc東北放送アナウンサー　野口美和さん
［「ひるまでウォッチン！」月〜水担当］

tbc東北放送アナウンサー　林田悟志さん
［「ひるまでウォッチン！」月〜水担当］

番組を進行する上で
工夫していること

—野口さん　見ている方に語りかける・呼びかけるような伝え方を心がけています。あとは、“視聴者の方々と一緒に番組を作っている”という意識を持つこと。電話で視聴者の方とつながるコーナー等もあるので、こちらから一方的に情報をお伝えするだけではない、双方向の番組作りができているのではと思います。

—林田さん　基本的にテレビは“1：複数人”（=テレビの前のみなさん！）、ラジオは“1：1”（=ラジオの前のあなた！）という意識でお話することが多いのですが、「ひるまでウォッチン！」は感覚的にラジオに近いかもしれません。それは、テレビだけれどラジオのように視聴者一人ひとりにお伝えする、という考え方が番組の裏テーマにあるからです。テレビとラジオの良いとこどりというか。

—野口さん　当番組の前の時間帯に放送している「ウォッチン！みやぎ」は、朝の忙しい時でも簡単に情報収集していただけるよう、伝えたい内容をまとめてお届けしています。一方、2人で進行している「ひるまでウォッチン！」は、視聴者の方も含め会話しているような空気感が特徴。2人の視点から情報をお伝えすることができるのもポイントだと思います。

番組の特徴やエピソード

—野口さん　「ウォッチン！みやぎ」は前日起きたことを中心に、夕方〜夜に放送されている「Nスタみやぎ」はその日1日に起きたことをメインに取り上げています。一方で「ひるまでウォッチン！」の放送時間は、企業や人が動いている午前中。起きたことをリアルタイムで伝えられるのが強みの一つだと思っています。

—林田さん　番組の冒頭では毎日オープニングトークがあります。月・火曜は私が、水曜は野口さんが仕切るということだけは決めていますが、事前打ち合わせはほとんどしていません！自然な姿を視聴者の方に見ていただけたらいいなという思いからです。

—野口さん　時々同じタイミングで話し始めてしまうこともありますよね（笑）番組をご覧いただいた多くの方から「野口さん、楽しそうだね」とよく言われるんですが、本当に自然体で楽しくやらせていただいているので、それが出ているのかな。

—林田さん　ただ、やっぱり生放送ならではの緊張感はあります。初回は放送開始時刻の5分前にリハーサルが終わったくらい、バタバタでした…！

注目してほしいコーナー

—野口さん　宮城県内で活躍されている方や頑張っている方にリモートでお話を伺うコーナー「つながるウォッチン」。さまざまなジャンルに携わる方のお話はとても興味深く、ためになります。今後は県外で宮城に関する活動をしていらっしゃる方にもお話を伺ってみたいですね。
私は大学時代に塩釜市へボランティアに行ったことがあるのですが、そこで出会った方々がとても明るくて、逆にこちらがパワーをいただきました。その経験から「地域で頑張る人を自分の言葉で伝えたい」「紹介することで地域を盛り上げたい」と思い、アナウンサーを志望するようになったんです。その宮城県で夢を叶えられていると思うと縁を感じますし、感慨深いものがありますね。

—林田さん　私が担当しているスポーツコーナーの中に、ちょっとしたスポーツの疑問・質問に答えるミニコーナーがあります。私は昔からスポーツ観戦が好きで、「アナウンサーになってスポーツ実況をしたい」という思いから今の職を志しました。このコーナーは、そんな私のスポーツの知識や意見も反映していただきながら制作しています。「ウォッチン！みやぎ」よりも時間に余裕があるので、少し違う視点で掘り下げてみるなど、スポーツファンの方もそうでない方も楽しんでいただけるような構成を心がけています。

「ひるまでウォッチン！」のこれから

—野口さん　これからも、肩肘張らずに一日一日の放送に向き合っていきたいです。視聴者の方を巻き込むくらいの勢いで番組をお届けできたらと思います！

—林田さん　先ほどお話ししたスポーツのミニコーナーのように、私たちアナウンサーのやりたいことをどんどんコーナー化していくのも面白いんじゃないかと思っています。ただし、一方的に発信することで視聴者の方が置き去りになってしまうと、番組の趣旨から外れてしまう。あくまで見てくださる方との交流を第一に考えつつ、“テレビとラジオの良いとこどり”で今後もさまざまなコーナーに挑戦していけたらと思います！