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仙台うみの杜水族館で節分の人気企画「アナゴの恵方巻き」
コイへの豆まきも

 節分にちなんだ「アナゴの恵方巻き水槽」が現在、仙台うみの杜(もり)水族館(仙台市宮城野区中野4、TEL 022-355-2222)で展示されている。

 「恵方巻き」は、節分にその年の恵方を向いて太巻きを無言で丸かじりすると縁起が良いとされる関西発祥の風習。アナゴは代表的な具材の一つとなっている。同館では2020年から、節分の時季に合わせ「アナゴの恵方巻き水槽」展示を行っている。

 1階「内湾 恵みのうみ」エリアにあるマアナゴ展示水槽の中央に、穴の開いた恵方巻きのオブジェを今年の恵方「西南西」に向けてつるし、狭い場所を好む習性のあるアナゴが恵方巻きの具のように顔や尾びれをのぞかせる。オブジェの大きさは、直径14センチ、長さ55センチ。塩化ビニール管にのりをイメージした黒のネットを巻き、片側に発泡スチロールで作ったご飯と具材を張り付けてある。全て生き物に影響のない素材を使う。

 併せて、1階「広瀬川 海のみなもと 山・里・川」エリアでは「コイの豆まき水槽」を企画。コイの餌(100円)を豆に見立て、水上に浮かぶ鬼の面に向かって投げることで餌をやる。1階「umimori shop」では全長64センチの「アナゴの恵方巻きぬいぐるみ」(3,850円)を販売。2月1日・2日には、1階の大水槽「いのちきらめく うみ」で鬼に扮(ふん)したダイバーが餌をまく企画や、マアナゴ展示水槽で飼育スタッフが特製恵方巻きをプレゼントする企画を行う。

 営業時間は10時~17時(最終入館は閉館30分前)。入館料は大人=2,400円ほか。2月2日まで。

※掲載の記事は2025年01月30日時点の情報となり、掲載内容によっては終了している場合もございます。あらかじめご了承ください。