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仙台うみの杜水族館に3頭目のビーバー仲間入り
「好奇心旺盛な女の子」

 仙台うみの杜(もり)水族館(仙台市宮城野区中野4、TEL 022-355-2222)2階「海獣ひろば」に9月5日、アメリカビーバーの「ぷかぷか」が仲間入りした。

 アメリカビーバーはげっ歯目ビーバー科で、北米アラスカから東はラブラドル半島、南はフロリダ北部とメキシコまでの川や湖沼に生息する。夜行性で、ヤナギやポプラの木を好み、葉や皮を食べ、幹は巣作りに利用する。

 同館ではこれまで、旧マリンピア松島水族館から引き継いだ「のんびりマイペースで癒やし系」の「マル」(雌、15歳)と、千葉市動物公園から2022年10月にやって来た明るい毛色と整った顔立ちでファンも多いという「ちょっぴり臆病でいたずら好き」な性格の「幸(こう)」(雄、4歳)の2頭を飼育展示してきた。

 今回加わったぷかぷかは雌の1歳で、7月1日に羽村市動物公園(東京都)から引っ越してきた。飼育担当者によると、「好奇心旺盛で飼育員のことが大好き。巣作りが上手」だという。

 広報担当者は「3頭での展示を始めてビーバーたちの行動が多種多様になってきている。巣作りや寝床作りのために木を運んだりする姿や、ゆったり寝ているかわいらしい姿など、アメリカビーバーの魅力を知ってもらえたら」と話す。

 現在、アメリカビーバーの生態や個体の特徴、展示環境の工夫を飼育スタッフが解説する時間を土曜・日曜・祝日に設けている。好物のサツマイモを器用に食べる「もぐもぐタイム」も観察できるという。

 開館時間は9時~17時30分(最終入場は閉館30分前)。料金は大人=2,400円ほか。

※掲載の記事は2024年09月12日時点の情報となり、掲載内容によっては終了している場合もございます。あらかじめご了承ください。