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40年目の「仙台・青葉まつり」開催へ 武者行列にジュノンボーイ石山順征さん

 杜(もり)の都の初夏を彩る伝統の祭り「仙台・青葉まつり」が5月18日・19日、仙台の中心市街地で開かれる。

 東日本大震災の影響で中止となった2011(平成23)年、新型コロナウイルスの流行拡大に伴い中止となった2020年、2021年も含めて第40回となる今年のテーマは「いつでも伊達(だて)を~祭の都、仙台~」。仙台・青葉まつり協賛会事務局担当者は「節目にふさわしく仙台市の国内姉妹都市が参加するほか、定禅寺通に有料桟敷席を新設し、ゆったりと観覧いただけるようにした」と話す。

 18日の「宵まつり」では、市民広場、定禅寺通、一番町通、中央通などを会場に、127祭連(まづら)約3800人がすずめ踊りを披露。市民広場ステージでは、昨年に続き仙台市の観光姉妹都市・徳島市の阿波おどりの披露もある。17時30分からは定禅寺通で、仙台木遣(や)り会の先導による「仙台宵山鉾巡行」を行う。

 19日の「本まつり」では、甲冑(かっちゅう)姿の武者行列、青葉神社のみこし渡御に稚児行列、10基の山鉾巡行、すずめ踊りの大流しと続く「時代絵巻巡行」(青葉通~東二番丁通り~定禅寺通)を開催。今年は91団体、約3800人が参加し、全長2.2キロにも及ぶ時代絵巻の大パノラマを展開する。仙台市の歴史姉妹都市・愛媛県宇和島市の「牛鬼」が2台参加するほか、武者行列では、昨年行われた第36回「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」でグランプリを受賞した宮城出身の俳優・石山順征さんが伊達政宗公役を務める。

 開催時間は、18日=10時~21時、19日=9時~17時。

※掲載の記事は2024年05月16日時点の情報となり、掲載内容によっては終了している場合もございます。あらかじめご了承ください。