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仙台・本町に「人のいない古着屋」 24時間営業、メンズ中心に400点超そろえる

 24時間営業の無人古着店「人のいない古着屋 ONE ROUND JACK(ワンラウンドジャック)」仙台店(仙台市青葉区本町2)がオープンして1カ月がたった。

 古着のネット販売を手がけていたハスラー(宮城野区鉄砲町2)が10月20日にオープンした。代表の佐々木拳斗さんは「質が良くても実際に見てもらえないと分かってもらえず、売れない商品が多くあった。そうした商品の良さを感じてもらいたいと出店した」と話す。「日中に時間がなくて買い物が楽しめない方、接客が苦手で店に入りづらい方も多いのでは」と考え、好きな時間に買い物ができる無人型の24時間営業店舗とした。店舗面積は約5坪。

 メンズ古着を中心に、アウター、スエット、パーカ、ボトムス、シャツ、セーターなど常時400~600アイテムをそろえる。価格帯は1,000円~5,000円。利用客は買いたい服を選び、商品の合計金額を料金箱に入れて持ち帰る。現在は現金払いのみだが、今後はQR決済導入も考えているという。

 オープン後は「若い方から年配の方まで幅広く来店されている。1人で来店する方や女性のグループも多く、夜間は若者が中心」と佐々木さん。「古着に興味があって1人で選びたい方も、友達とワイワイ選びたい方も来てもらえれば。多くの人が楽しめる店作りを目指す」と話す。

※掲載の記事は2022年11月24日時点の情報となり、掲載内容によっては終了している場合もございます。あらかじめご了承ください。