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お茶の井ヶ田が冷凍商品「ずんだシェイク」販売 常温で溶かし「飲むずんだ」

 1920(大正9)年創業の老舗茶葉店「お茶の井ヶ田」(仙台市青葉区大町2)が7月16日、「飲むずんだ」の冷凍商品「ずんだシェイク」の販売を始めた。

 「飲むずんだ」は仙台名物「ずんだ」を使ったシェークで、ずんだの風味と食感が特徴。JR仙台駅の3店舗では、合わせて月間7800杯(2022年6月実績)を売り上げるなど、観光客を中心に人気を集めている。

 「自宅でも飲みたい」「お土産にしたい」という県内外からのニーズに応え、キャップの付いたレトルトパウチ容器に「飲むずんだ」を入れた冷凍商品を開発した。同社担当者は「冷凍発送できるため、これまでは店舗でしか楽しめなかった味わいを全国各地にお届けすることが可能になった」と話す。

 常温下で5~10分ほどでやわらかくなる。「手でもんでお好みのやわらかさで飲んでもらいたい。ヨーグルトやかき氷などにかけて食べるのもお勧め」と同社担当者。「甘味メニューと違いお客さまの飲みたい時に飲めるという点で好評を頂いている。仙台名物をご当地の味そのままに楽しんでもらえれば」と呼びかける。

 価格は170ミリリットル入り=450円。「喜久水庵」エスパル店、南小泉本店、「お茶の井ヶ田」仙台中央本店、「秋保ヴィレッジ アグリエの森」で販売する。今後取扱店を増やすほか、オンラインショップでの販売も予定する。

※掲載の記事は2022年08月05日時点の情報となり、掲載内容によっては終了している場合もございます。あらかじめご了承ください。