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仙台パルコで桑島智輝さん写真展 安達祐実さんの6年間の日常捉えた400点

 写真家・桑島智輝さんによる写真展「前我我後(ぜんががご)」が現在、仙台パルコ(仙台市青葉区中央1、TEL 022-774-8000)本館6階スペース6で開かれている。

 ポートレートを中心に広告、雑誌、写真集などを手掛ける桑島さんは、妻で俳優の安達祐実さんを日々撮影し続け、2019年9月には2015(平成27)年から4年間の日常をとらえた写真集「我我」(青幻舎)を発表。俳優としての安達さんのイメージとは異なる、夫婦愛と一言では言い表せない写真で強いインパクトを与えた。今年9月27日は続編となる「我旅我行(がりょがこう)」(青幻舎)を刊行した。

 今回の写真展では、「我我」掲載作品をはじめ、撮影期間中の「前後の日々」となる未発表作品を追加した431点を展示。仙台は6月25日~7月12日の渋谷パルコ(東京都渋谷区)に続く2会場目で、新たに12点の写真を追加した。

 初日に会場を訪れた桑島さんは「結婚してから彼女を通した世界みたいなものをずっと撮り続けていて、アルバムが百何十冊たまっている。そのアルバムの感じを、こういった空間で再現できたらいいなと思った」と明かす。「結婚した2014年から2020年までの6年間くらいが時系列になっていて、その流れが見られたらどういった感じになるんだろうという実験をやってみた感じ」とも。

 会場では、写真集をはじめボールペン(660円)、クリアファイルセット(1,200円)、ビッグトートバッグ(3,300円)などのグッズも販売する。

 営業時間は10時~21時(最終日は17時閉場)。入場料は600円。12月25日まで。

※掲載の記事は2020年12月11日時点の情報となり、掲載内容によっては終了している場合もございます。あらかじめご了承ください。