仙台駅前に豚骨ラーメン「一蘭」東北初出店 味集中カウンターに独自の注文方法

豚骨ラーメン専門店「一蘭(いちらん) 仙台駅前店」(仙台市青葉区中央2、TEL 022-266-1066)が1月28日、ハピナ名掛丁商店街にオープンした。
1960(昭和35)年に福岡・博多で創業した「一蘭」。現在、国内78店舗、海外6店舗を展開。85店舗目となる仙台駅前店は東北初の店舗となる。
店舗面積は1階~3階合わせて82坪(調理場含む)で、1階は物販、2階・3階が客席。店内は屋台や夜店をイメージし、客席は目の前にすだれ、隣席との間に仕切り壁を設けた「味集中カウンター」のみ41席用意する。ほかの利用客と向き合わないため飛まつ感染予防にもなることから、「元祖ソーシャルディスタンス」としてSNSやメディアなどで取り上げられ話題を集めていた。
ラーメンは100%豚の骨から抽出したスープを使う「天然とんこつラーメン(創業以来)」(980円)の1品のみ。「スープは余分なくせを完璧に取り除き、豚骨のおいしさを最大限に引き出している。特製生麺はスープとの相性を第一に考え、特別な小麦を独自にブレンド。さらに唐辛子をベースに三十数種類の材料を調合し、熟成させた元祖『赤い秘伝のたれ』が、味に深みを加える」と担当者。
「味の濃さ」「こってり度」「麺の硬さ」など7項目を「オーダー用紙」に記入して、自分好みにオーダー。半替え玉(150円)や替玉(210円)を注文する際は、「替玉プレート」をテーブル奥のボタンの上に乗せるとチャルメラ音が鳴り、従業員が取りに来る。声を出さずに注文できるこうしたシステムが特に女性客に喜ばれているといい、既存店舗では女性客の比率が40%に上る。
24時間営業(状況により変更の可能性あり)。
※掲載の記事は2021年01月29日時点の情報となり、掲載内容によっては終了している場合もございます。あらかじめご了承ください。