仙台の桜、昨年より7日遅れで開花 花見客でにぎわう榴岡公園、今週末見頃へ

仙台管区気象台が4月2日、仙台の桜(ソメイヨシノ)の開花を発表した。
1953(昭和28)年からソメイヨシノの開花観測を行っている同気象台。今年の開花発表は平年より6日早いものの、観測史上最も早い開花となった昨年より7日遅かった。
ソメイヨシノ、シダレザクラ、エドヒガン、ヤエベニシダレなど14種類、約350本の桜が植わる宮城野区の榴岡公園では開花を前に3月28日から「桜まつり」を開催。ライトアップや飲食屋台・キッチンカーの出店、大道芸やライブ、仙台すずめ踊り、お花見プロレスなどのイベントを展開する。
開花発表のあったこの日は晴天が広がり、14時ごろにはカップルや家族連れ、学生や社会人、年配のグループなど、お花見自由広場だけでも300人ほどが花見を楽しんでいた。
榴岡公園お花見協賛会の男性によると、寒の戻りが続いたこともあり例年に比べ人出は少ないという。「今週末から来週にかけて見頃を迎え、人出のピークになると思う」とも。「さまざまな種類の桜があるのでそれぞれの咲き具合を楽しんでほしい。食べ物も飲み物もいろいろあるので楽しんでもらえたら」と呼びかける。
天候や人出に合わせてライトアップは18時ごろに点灯、飲食屋台は早ければ19時まで、遅ければ21時まで営業する。桜まつりの開催は今月22日まで(南エントランスの出店は5月6日まで)を予定する。
※掲載の記事は2024年04月04日時点の情報となり、掲載内容によっては終了している場合もございます。あらかじめご了承ください。