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仙台駅で「ほや酔明」おにぎり ホヤの消費拡大へ、発売初日は30分で完売

 宮城県産のホヤを使った「ほや酔明(すいめい)おにぎり」の販売が12月1日、JR仙台駅構内の「NewDays」と「NewDays KIOSK」で始まった。

 新型コロナウイルス感染症の影響で消費が大きく減ったホヤの新たなマーケットを開拓しようと、県産水産物の加工・販売を行う水月堂物産(石巻市)、業務用米飯と米加工食品の販売を行うボン・リー宮城(利府町)、JR東日本クロスステーションリテールカンパニー仙台支店(仙台市青葉区花京院1)が連携して開発した。

 県産のひとめぼれに、カットしたホヤと、水月堂物産の人気商品「ほや酔明」を合わせ、しょうゆベースのだしで炊き上げたご飯をおにぎりにした。水月堂物産の企画担当者は「初めてホヤを食べる方も、ホヤが好きな方もおいしく食べてもらえるように、具材の量、味の深みを出すため、だしの種類や量などを変えて何度も試作を繰り返し、本当においしいおにぎりに仕上がった」と自信を見せる。

 同社によると、初日は14時から計300個を販売。約30分で完売となったことから、翌日は倍の計600個を用意したという。

 価格は200円。

※掲載の記事は2022年12月08日時点の情報となり、掲載内容によっては終了している場合もございます。あらかじめご了承ください。