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仙台・宮城の小規模施設で宿泊費半額 県がキャンペーン、「Go To」併用も

 宮城県が現在、東北6県と新潟県在住者を対象に、県内の小規模宿泊施設を利用する際に1人1泊当たり宿泊費の2分の1を割り引く「仙台・宮城すずめのお宿キャンペーン」を行っている。

 新型コロナウイルスの影響を受け苦境に立つ旅行事業者や宿泊事業者を支援しようと7月7日~8月31日に行った「せんだい・みやぎ絆の宿キャンペーン」に続く宿泊費助成事業。コロナで甚大な影響を受けた小規模宿泊事業者を応援しようと企画し、9月1日に始めた。

 東北6県と新潟県在住者を対象に、対象宿泊プランの1人1泊当たりの宿泊費を2分の1減額する。上限は5,000円で、連泊の場合は1万円。割引に要した金額は県が施設に給付する。一部の宿泊施設では政府の観光支援事業「Go To トラベル」の割引と併用できる。

 利用者は特設ウェブサイトで宿泊施設・対象宿泊プランを確認し、宿泊施設に直接連絡して予約する。対象施設は、県内の宿泊施設のうち部屋数がおおむね20室未満または定員が100人未満の比較的小規模なホテルや旅館、民宿やペンションなど。現在は約100施設を掲載し、今後も順次掲載施設を増やす予定。

 県観光課担当者は「すでにキャンペーンの定員に達している施設もあるが、今後も順次施設が増えるので、この機会にお泊まりいただき、地域の宿泊施設の魅力を再発見していただければ」と利用を呼び掛ける。

 期間は2021年1月31日のチェックアウトまでだが、予算が上限(約6万人泊分)に達し次第販売終了する。

※掲載の記事は2020年09月24日時点の情報となり、掲載内容によっては終了している場合もございます。あらかじめご了承ください。