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仙台駅で「東北福興弁当」第10弾 アンケート基に過去の人気献立を一折に

 東北6県の食材をふんだんに盛り込んだ幕の内弁当「東北福興(ふっこう)弁当~未来へのきざはし~」が現在、販売されている。

 東北各地の食産事業者の食品を弁当に盛り込み、食の面で東日本大震災からの復興の一助になればとJR東日本フーズ(東京都台東区)が中小企業基盤整備機構(中小機構)東北本部の協力を得て、震災のあった2011(平成23)年の10月から展開している「東北福興弁当」。第10弾となる今回は、購入者アンケートの声を基に、過去9種類の弁当に採用された事業者・食材の中から特に人気の高かった献立を中心に構成。過去最多21事業者の21品目を盛り込んだ。

 主な献立は、青森=「キャベツにんにく入り塩麹(こうじ)炒め」「青森県産帆立(ほたて)生姜(しょうが)味噌(みそ)煮」、秋田=「鶏肉揚げ煮〜秋田県産鮭(さけ)しょっつる使用」「秋田県産ハタハタの甘辛米麹和(あ)え」、岩手=「北三陸産わかめと玉葱(たまねぎ)のかき揚げ」「鮭の味噌漬け焼き〜岩手県産大豆の味噌使用」、宮城=「揚げかまぼこ 遊里揚(ゆりあげ)」「宮城県産のり佃(つくだ)煮」、山形=「山形いも煮風炊き合わせ」、福島=「福島県産紫花豆甘露煮の天ぷら」「揚げなすのいわき遠野産トマトと会津産牛乳のヨーグルトソースがけ」など。

 価格は1,200円。JR仙台駅構内の駅弁販売店で取り扱う。

※掲載の記事は2021年04月08日時点の情報となり、掲載内容によっては終了している場合もございます。あらかじめご了承ください。