高齢者の消費者トラブルを地域の見守りで防ぎましょう!
2019年度に、宮城県消費生活センター及び県民サービスセンターで受け付けた相談件数は、7,686件でした。そのうち、60歳代以上の方が占める割合は約34%にもなります。必要のない住宅リフォームなどを契約させる点検商法や、宝石などを安値で買い取っていく訪問購入など、高齢者の消費者トラブルについての相談が依然として寄せられています。トラブルや被害を防ぐためには、家族やホームヘルパーなど、周囲の方の協力が不可欠です。高齢者の見守りは、変化に「気づき」、「声かけ」をし、「相談窓口につなぐ」ことが重要です。
①気づき
☑️不審な契約書や請求書、見慣れないカタログやパンフレットなどがないか。
☑️新品のふとんや健康食品など、同じような商品が大量にないか。
☑️電話口で困ってないか。
②声かけ
「何か困っていませんか?」 「その会社、信用できるか一緒に調べてみない?」 「心配だから私にも教えて」 など
③相談窓口につなぐ
地域の消費生活相談窓口に相談しましょう。家族やホームヘルパー、地域包括支援センターなどを通して相談することもできます。「相談してみませんか?」
※各市町村にも消費生活相談窓口があります。詳しくは、お住まいの市町村へお問い合わせください。
