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初夏の風物詩「仙台・青葉まつり」を自宅で!
踊りで元気を届ける「#おうちですずめ踊り」

初夏の風物詩「仙台・青葉まつり」を自宅で! 踊りで元気を届ける「#おうちですずめ踊り」

新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、残念ながら中止となってしまった杜の都の初夏の風物詩「仙台・青葉まつり」。
今年の仙台すずめ踊りには約5,000人が参加予定だったとのこと。また、祭りを楽しみにしていた市民からも中止を惜しむ声が多く寄せられたといいます。
そこで仙台・青葉まつり協賛会では、自宅で「仙台すずめ踊り」を踊って、その様子を撮影した動画をツイッターなどのソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)に投稿してもらう取り組みを始めました。
その名も「おうちで仙台すずめ踊り」!残念ながら今年はみんなで集まることはできませんが、それぞれのおうちで“仙台すずめ踊り″を踊って思いっきりカラダを動かしてみませんか?

 

杜の都・仙台を彩る初夏の風物詩
「仙台・青葉まつり」とは?

毎年5月の第3日曜日とその前日に開催される「仙台・青葉まつり」は、起源を江戸時代・仙台藩最大の祭りの仙台祭まで遡る、歴史ある催しもの。
本まつりのパレードでは、東二番丁通りを中心としたコースを青葉神社の神輿、甲冑姿の武者隊、11基の山鉾が練り歩き、壮大な時代絵巻が繰り広げられます。
また、なんと言っても見どころは、伊達家の家紋「竹に雀」にちなんだ躍動感あふれる「仙台すずめ踊り」!150を超える団体=祭連(まづら)に所属した約4500人による「すずめ踊り大流し」が定禅寺通を埋め尽くす様はまさに圧巻。街中に響くお囃子と共に、美しい新緑のケヤキ並木の中で乱舞します。
他にも、美食家といわれた伊達政宗公にちなみ、政宗公ゆかりの地の美味しい食べ物や物産の出店、縁日屋台が勾当台公園、市民広場などで行われ、まさに杜の都・仙台を彩る初夏の風物詩として、そして仙台3大まつりの一つとして、仙台市民はもとより多くの人々に愛されています。

 

おうちですずめ踊りを踊ろう!
ハッシュタグをつけて投稿も!

「仙台・青葉まつり」の中止を惜しむ声に応えて、仙台・青葉まつり協賛会では市民みんなが自宅から祭りに参加できるプロジェクト「おうちで仙台すずめ踊り」を立ち上げました。
このプロジェクトは、仙台青葉まつりの公式HP上で誰でも簡単に踊れる仙台すずめ踊りのお囃子を公開。このお囃子に合わせて、仙台すずめ踊りやダンス、歌、様々な楽器などで楽しむ様子を動画で撮影し、SNSに「#おうちですずめ踊り」「#仙台青葉まつり」のハッシュタグをつけて投稿してもらうというもの(※)。仙台・青葉まつり実行委員会の担当者は「祭りの開催日だった5月16、17日に合わせ、撮影者の了解を得た上で、動画をHPに掲載することも考えています。コロナで落ち込む気持ちを元気にしてもらえたら」と話します。
また、公式HPでは青葉まつりのマスコットキャラクター「すずのすけ」がすずめ踊りを舞う可愛いサンプル動画も公開中なので、ぜひご覧になってみてくださいね。

「#おうちですずめ踊り」「#仙台青葉まつり」のハッシュタグで検索すると、すでに多くの動画がSNS上で投稿されています。その笑顔や軽快な踊りを見ているだけで、こちらまで元気をもらえそう!
仙台市民なら誰でもワクワクして体が動いてくる、あのすずめ踊りの陽気なお囃子。自粛生活で運動不足やストレスを感じたり、なんとなく気持ちがふさぎこみがち…という方はぜひ、この機会にお囃子に合わせてご自宅で踊って、歌って、演奏して、思い思いにすずめ踊りを楽しんでみませんか?
1年後、初夏の爽やかな空のもと、美しいケヤキ並木の中で仙台市民が集い、踊って、祭りを楽しめる日が来ることを願いながら。

取材協力
仙台・青葉まつり協賛会

連絡先:協賛会事務局/022-223-8441(平日9:00~17:00)
仙台・青葉まつり公式HP/http://www.aoba-matsuri.com/

※掲載の記事は2020年05月15日時点の情報となり、掲載内容によっては終了している場合もございます。あらかじめご了承ください。