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おうちで楽しもう!
『ベロニカペルシカ』イチ押しボードゲーム

ボードゲームカフェに聞く
今こそ知りたい!おすすめゲーム

 

家にいながら家族みんなで楽しめる”ボードゲーム”。家族や親戚が集まった時、あるいは友達とのお泊り会などで、誰しも一度は遊んだことがあるのでは?家で過ごす時間が多い今こそ、改めてボードゲームの魅力に触れるチャンス!そこで今回は、仙台駅前に位置するボードゲームカフェ『ベロニカペルシカ』マスターの安齋さんご協力のもと、おすすめのボードゲームを厳選してご紹介!すぐに遊べる初心者向けから、戦略がカギとなるちょっと難易度の高いものまで、おうち時間のお供にぜひ!

ボードゲームカフェに聞く 今こそ知りたい!おすすめゲーム

 

 

同じメンバーでプレイしても
毎回結果が変わるからおもしろい

今回取材にご協力いただいたのは、ボードゲームカフェ『ベロニカペルシカ』のマスター・安齋敦さん。ボードゲームの魅力について尋ねると、「同じメンバーでやったとしても、毎回同じプレイにはならない。2回目が全く違う展開になる。だから飽きない。おもしろいんです」と語る安齋さん。その目はとてもキラキラしていて楽しそう。「上級者はやはり上手ですが、だからといって初心者が勝てないわけではない。運もあるので初心者でも勝てるんですよ。将棋とかだとそうもいかないですけど、ボードゲームだと経験値に関係なく、誰でも勝てる可能性があるのが楽しい」と続けた。

ボードゲームカフェ『ベロニカペルシカ』のマスター・安齋敦さん

 

運と戦略「カタンの開拓者たち」

難易度★★★☆☆
運と戦略「カタンの開拓者たち」
[3~4人][8歳以上][目安60分]

早速、安齋さんおすすめのボードゲームを紹介してもらった。まずは「カタンの開拓者たち」。安齋さんがボードゲームの世界に傾倒し、このお店を開くきっかけを作ったのがこのゲーム。安齋さんいわく、難易度は10段階中5~6程度ということなので、少し難しめ。

ゲームの舞台はカタン島。プレイヤーは資源を投資して街道や開拓地、都市を建設し、陣取り合戦を行う。開拓地を1ポイント・都市を2ポイントとして最初に10ポイントを獲得した人が勝利となる。
まずはさまざまなイラストが書かれた六角形のタイル(土地)を並べて島を作る。「こういうタイルやコマを配置するのが楽しいのも、ボードゲームの魅力の一つ」と安齋さんが言うように、実際に目の前にタイルが並んだり、それに触れるだけでワクワクする。幼い頃、人形遊びやミニチュアの模型に熱中したあの感情に近い。
タイルを並べ終えて、それぞれの土地に2~12(7を除く)の数字をランダムで割り振ったら準備は完了。

運と戦略「カタンの開拓者たち」

【Step1.建物をつくろう】
プレイヤー各自が順にタイル(土地)が交差する部分に開拓地のコマを置き、そこに隣接する形で好きな方向に街道を1本置く。一巡したら二巡目も同様に開拓地と街道を好きな場所に置く。全員が置き終わったら、いよいよサイコロを振ってプレイ開始!

【Step2.資源を手に入れよう】
開拓地を建設すると、隣接した土地から資源(小麦・鉱石・レンガ・木材・羊毛)をもらうことができる。ただし、資源をもらうことができるのは、サイコロ2つを振って出た目の合計が、土地に割り振られた数字と同じだった時のみ。例えば、サイコロの目が合計3だった場合、3の土地に開拓地があるプレイヤー全員が、その土地の資源をもらうことができる。

 

運と戦略「カタンの開拓者たち」

【Step3.陣地を広げよう】
プレイヤーはこうして獲得した資源を使って建設を繰り返し、ポイントの獲得を目指していく。また、開拓地は資源を投資することで都市に発展させることができ、そうすることでもらえる資源の量も2倍になる。プレイヤー間での資源のやり取りの交渉や、お助けカード、山賊による妨害といった要素もあり、ポイントを獲得する手段はさまざまだ。そのため、どうやって勝利を目指すか戦略をたてることが重要だ。

運と戦略「カタンの開拓者たち」

「このゲームの肝は、何の資源がもらえるかだけではなく、数字の出やすさも考えなくてはいけないところ」と教えてくれた安齋さん。確かに、どんなに欲しい資源だったとしても、その資源がもらえるのはサイコロの目の合計がタイルと同じ数字になった時だけ。仮に数字が“2”だとしたら、その組み合わせは「1+1」の1通りしかないので、1/6×1/6で1/36。一方、タイルの数字が“6”だとしたら、「1+5」「2+4」「3+3」と複数通りあり確率があがる。

「ボードゲームの多くは、資源を獲得して、その資源で何かを増やしていくというのが基本であり、醍醐味でもあります。この『カタンの開拓者たち』は、その醍醐味が楽しめるゲームの一つ。投資することで、一時的に資産は減るけど最終的にはペイできる。そういった経済の仕組みを考えることができるんです」。大人向けのゲームに感じられるが、逆に言えば子どものうちからこういったゲームに触れておけば、楽しみながら論理的な思考力を身につけることができそう。「頭を使う難しいゲームではありますが、私たち経験者が初心者を突き放すということはないですね。ボードゲーム人口はもともと少ないので、“分からなかったら何回でも聞いてね”という風に、みんなで楽しみたいという思いが強いです」。

 

 

記憶力と推理力「ドメモ」

難易度★☆☆☆☆
記憶力と推理力「ドメモ」
[2~5人][6歳以上][目安5~15分]

次に紹介してもらったのが「ドメモ」。難易度は10段階中1レベルなので、初心者でもすぐに楽しめそう。

1~7までの数字が書かれたタイルを使い、見えない数字を推理して当てていくゲーム。それぞれ「1」なら1枚、「2」なら2枚といった具合に、書かれた数字と同じ枚数だけタイルがある(全部で28枚)。それらを全部裏返しにした状態で2人プレイの場合は7枚選び、相手にだけ見えるように立てて並べる。選ばなかった残りのタイルのうち、7枚だけをオープンにし、残り7枚は伏せたままに(これらの枚数はプレイ人数によって変動)。相手の数字とオープンにされた数字を手がかりに、見えない自分の手札を推理。まずは自分が持っている数字を予想して宣言し、その数字があったら相手プレイヤーがそれを抜き取って、表にした状態で場に出す。これを繰り返し、最初に自分の手札を無くしたプレイヤーが勝利となる。

 

記憶力と推理力「ドメモ」

早ければ5分程度で終わるということなので、実際にオーレ編集室もプレイしてみた。「これも確率論の話ですね。枚数が多い数字ほど、自分が持っている確率も高くなりますよね」とヒントをくれる優しい安齋さん。そのヒントを参考にまずは「7」を宣言してみると見事正解!また、相手の発言から自分の手札を推理することも可能になってくる。例えば、(まだ「3」は場に1枚も出てないのに宣言しない…。もしかして私の手札にあるからかな?)といった具合に、オープンになっている数字と相手の宣言から推理できる。

記憶力と推理力「ドメモ」

そしてもう一つ記憶力もポイントになってくる。というのも、実際にオーレ編集室がプレイしてみて、自分がさっき何の数字を宣言して「ありません」と言われたのかを忘れるという凡ミスをしてしまったのだ。これでは、また同じことを繰り返しかねない。しっかり自分が何番をコールしたのか記憶しておくことも、推理する上で重要な材料になる。
「家にひとつあれば、お父さんとお母さんとで勝負できる。すぐ終わるから、ゲームに熱中して夕ご飯を作り忘れたなんてことにもならないですよね。こういう簡単なものから始めて、少しずつ難しいのに挑戦していけばいいと思います」。

 

最大1,600円+ドリンク代
分かりやすい料金体系

お店のシステムはカラオケと同じで、遊んだ分だけ料金が発生する形。同店ではドリンクオーダー制をとっており、ドリンク代にプラスして、30分ごとに200円、最大4時間で1,600円というシステム。「待っているお客様がいなければ4時間以上いても大丈夫。その場合も料金は1,600円のままです」というのだから、良心的なシステムだ。

最大1,600円+ドリンク代 分かりやすい料金体系

 

全200種類以上を取り扱い
世界のゲームが一堂に!

気になるのは『ベロニカペルシカ』という不思議な響きの店名。「“オオイヌノフグリ”という花を意味しています。春に咲く青色の花です。一輪では小さい花ですが、たくさん咲くことで美しさが広がっていく。そんな風にたくさんのお客様が集まって、ボードゲームの楽しさが広がっていってほしいという思いを込めています」と説明する安齋さん。その思いを体現するように、店内には安齋さん自ら選んだボードゲームが200種類以上もズラリ!「お客様が今までどんなボードゲームを遊んできたのか、あるいは初めてなのかを伺いながら、おすすめのものを紹介しています。もちろん遊び方の説明もしています」ということなので、どんな人でもきっと夢中になれる一つと出会えることだろう。

 

ボードゲームの魅力を
たくさんの人に知ってほしい

今後の展望については「まずはボードゲームを体験できる機会をもっと増やしたいです。児童館でボードゲームを教える取り組みもしています。お試し会などのイベントを開くのも良いですね。そうやってどんどんたくさんの人にボードゲームを楽しんでもらって、魅力が広まっていけばいいなと思っています」という安齋さん。その願い通り、オーレ編集室はすっかりボードゲームの楽しさにとりつかれてしまいそう!本記事を参考に、ご家庭で家族の絆を深めながらボードゲームを楽しんでみてはいかが?そして、外出自粛が落ち着いたら、ぜひ『ベロニカペルシカ』へも足を運んでみて。お店には紹介しきれなかったボードゲームがまだまだたくさんありますよ!

杜の都のボードゲームカフェ ベロニカペルシカ

■取材協力
杜の都のボードゲームカフェ ベロニカペルシカ

所在地/
〒980-0021 仙台市青葉区中央1-6-23 鹿島ビル8F
営業時間/
平日 15:00~23:00、土日祝 13:00~23:00
定休日/
毎週水曜日
※営業時間・休業日については変更する可能性があります。
 最新情報は公式Twitterまたはお電話でご確認ください。
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